about

■管弦楽団紹介
島根大学シュールカメラート管弦楽団は、島根県出雲市にある島根大学医学部出雲キャンパスを拠点とし、医学科・看護学科学生を中心に活動しているオーケストラです。毎年開かれている定期演奏会は2023年8月で第48回を迎えます。原則として毎週水曜日と土曜日に、出雲キャンパスの大学会館3階で合奏や分奏が行われています。

■指揮者紹介
長坂 行博 (ながさか ゆきひろ)


島根県大田市在住。三重大学在学中にチェロを関谷泰男氏に、指揮法を大谷正人氏に師事。医師を志し島根医科大学に入学。在学中は当団にてチェロ奏者、指揮者として活動。卒後、循環器内科医として研修を積み、平成5年に予防医学、対話の医療を目指して、大田市三瓶町に池田診療所を開設。平成9年よりオリジナル曲の創作を始め、トークと音楽を交えた独自の講演会活動を続けている。第25回わたぼうし音楽祭で作曲、演奏した「You are the only one」が大賞に選ばれ翌年の第5回アジア太平洋わたぼうし音楽祭では同曲が日本代表となった。

■名誉指揮者紹介
喜久里 誼 (きくざと よしみ)


島根県松江市在住。1969年島根大学教育学部特設音楽課程卒業。ヴァイオリンを太田定明、チェロを山村サト子、上村正雄、井上頼豊の各氏に師事。1969年からチェロ奏者として大阪フィルハーモニー交響楽団、作陽音楽大学(現:くらしき作陽大学)非常勤講師、広島交響楽団首席、九州交響楽団客演を経て、現在山陰両県でソロや出雲フィルハーモニー交響楽団をはじめとするオーケストラで活躍。現在、きくざとヴァイオリン・チェロ教室を開く傍ら、出雲アカデミー教授としても活躍し、後進の指導にあたっている。

■"シュールカメラート"ってどういう意味?
シュールカメラートとはドイツ語の"Schule(学校)"とKamerad(友人)"とをあわせた造語です。「シュルカメ」という略称で広く親しまれています。

■どんな所で活動してるの?
西日本、日本海に面する島根県東部。県庁所在地である松江市から車で約40分、医学部のある出雲市に着きます。私達は、出雲市にある島根大学医学部で主に活動を行っています。自然に恵まれており、夏には蛍が飛び交い、満月や天の川の美しさはことばで表現できないほどです。近くには、縁結びで有名な出雲大社、白い灯台が美しい日御碕、大きな岩が立ち並ぶ立久恵峡などがあります。
定期演奏会本番は出雲市民会館、普段の練習は大学会館にある集会室で行われます。自主練習は部室を始めとして、大学会館の談話室や和室で行われています。

■団員の数は?
団員数は50名程度です(2023年5月現在)。

■定期演奏会以外の活動は?
大学の卒業式などの式典で演奏を行っています。また少人数で"シュールカメラートアンサンブル"として病院や施設、幼稚園をまわり、アンサンブルコンサートを開くなど、様々な活動が行われています。夏の定期演奏会が終わると一応オフの期間に入りますが、楽器は毎日練習するのが基本。自主練習をしに(雑談をしに?)部室に人々が集まってきます。